
歴代日本人サッカー選手で、各ポジションのナンバーワンは誰なのか。同じトップレベルを経験した、元選手に語ってもらう企画。今回はGKのポジションのランキングだ。2000年代を中心にガンバ大阪や浦和レッズなどで活躍し、日本代表でもプレーした都築龍太さんに、ランキングを決めてもらった。 ◆【写真】元日本代表たちが選んだ、ポジション別歴代日本人選手ランキング ◆ ◆ ◆ 10位 都築龍太(元浦和レッズほか) 自分を10位に入れたのは、やってきたことに満足してきたからですね。ワールドカップには行けなかったけれど、自分があそこまでのキャリアを築けるとは思っていなかったし、後悔なく引退できました。 なかでも思い出深いのは、2007年元日に行なわれたガンバ大阪との天皇杯決勝です。06年に浦和レッズはリーグ優勝をしたんですけど、最初僕は正GKとして試合に出ていましたが、第10節の大宮アルディージャ戦でヒザをケガして出られなくなり、優勝の輪にも入れず、悔しい思いをしました。 当時の監督がギド・ブッフバルト(ドイツ)で、浦和での最後のシーズンでした。いろいろ話し合った結果、古巣でもあるガンバとのその試合で起用してくれました。ほかにもシーズンではあまり出られなかった選手が出ていて、浦和のチーム力で天皇杯を勝ち取れたのがうれしかったですね。それと僕は浦和に来てから、天皇杯に出場した試合は一度も負けなかったんですよ。それは浦和での良い思い出です。 あの頃の浦和は田中マルクス闘莉王をはじめ、個性の強烈な選手がたくさんいましたけど、僕としてはやりやすかった。個性が強かったからこそ練習や試合で喧嘩なんて日常茶飯事。でもそれによってまとまる部分も多かったですね。個々の役割もはっきりしていて、それぞれ責任感もすごく強くて、良いチームでした。
9位 鈴木彩艶(浦和レッズ) 今後に期待を込めての9位です。今シーズンはルヴァンカップでの2試合を見ました。彼のことは小学校の頃から知っているんですけど、順調に育ってきているなと感じています。この年代は良いGKが多くて、そのなかで世代別の日本代表のレギュラーを勝ち取るのは大変だと思います。 能力はどれも高いものを持っています。足元の技術も高いし、クロスの対応もうまい。シュートへの反応も抜群です。今年19歳になりますけど、若いのにとにかく落ち着いている。一つ未知数なのが、まだ彼の大きなミスを見たことがないこと。ミスをした後に、そこでの勝負強さをどこまで持っているかは、まだわからないですね。 良いGKの条件は、チームを勝たせられること。「あのGKが出ている試合はいつも勝っているな」というイメージを持たれるくらい、彩艶には存在感のあるGKになってほしいと期待しています。 8位 前川和也(元サンフレッチェ広島ほか) 前川さんは、僕がJリーグを見始めた頃に活躍されていたGKで、シュートブロックや後ろからの存在感に、すごいものがありました。 シュートを打たれる前に動かない、1対1の場面で体全体を大きく使う、何より恐れずに飛び出していける。クラシックなGKだったかもしれないですけど、そういう姿は本当にかっこよかった。大きくて、立ち居振る舞いとか存在感は元マンチェスター・ユナイテッドのピーター・シュマイケル(デンマーク)みたいな感じでした。 僕は高校生の頃に練習生としてサンフレッチェ広島のトレーニングに参加したことがあって、その時に前川さんと一緒に練習しました。当時はちょっと怖いイメージがありましたけど、今ではすごく優しい人です。 息子さんの前川黛也もヴィッセル神戸で活躍して、先日、日本代表にも呼ばれましたよね。プレーぶりもどこかお父さんに似ているところがあると思います。存在感はまだお父さんのほうがありますかね。 7位 松永成立(元横浜マリノスほか) Jリーグが開幕した1993年、僕は中学3年生で横浜マリノスが好きでした。そこでレギュラーとして活躍していた松永さんは、とにかくかっこよくて、憧れでした。 あの頃の日本代表の正GKでもありましたし、GKとして最上級の目標が松永さんでしたね。ハイライトで松永さんのシーンがあると、食い入るように見ていた記憶があります。僕にとって最初のサッカー選手のアイドルは、間違いなく松永さんです。 体のサイズはそれほど大きくないんですが、1対1やクロスに対しての飛び出しは積極的で、ミスがすごく少なかった印象です。あのJリーグ開幕当時を象徴するGKの一人が松永さんだったので、7位に入れました。
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