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Saturday, January 15, 2022

【京成杯予想】血統的に舞台適性あり! サンスポデスクが自信の勝負をかけた馬は? - サンケイスポーツ

 ここ数年、暇があるとYouTubeを見て過ごすことが多くなった。今はいろいろと閲覧していると、こちらの趣味やら嗜好やらを学習してくれて、「あなたにおすすめの動画」的なものが自動的に提示される。それまでに閲覧歴がないジャンルでさえ、“あんた、こういうのが好きなんだろ?”といわんばかりに表示されるのだが、確かに大半は興味を覚えるものばかり。人工知能とはすごいものだ。

 最近は、アフリカのナミビアにあるナミブ砂漠のライブカメラ動画がおもむろに出てきた。閲覧してみると、水場に次々と動物が現れては、のんびりと水を飲むシーンの連続。動物が十分に喉を潤して姿を消すと、何も見せ場はなくなるのだが、一度見て以来、疲れていると何となく見る癖がついた。当方は、海外にも自然にもさしたる興味を持っていない。しかしながら、せわしない日常にあって、何も考えずに穏やかな気持ちになれる動画は確かな癒やしになる。少し調べてみると、以前から多くの日本人が閲覧して、かなりの人気を博しているようだった。ギスギスした日本人のオフィスワーカーにぴったりの動画をおすすめしてくるYouTube、恐るべし。

 日本ダービーや天皇賞・秋を制すこととなるエイシンフラッシュがこのレースで初重賞タイトルを獲得しており、2、3着に敗れた馬の中にもキングカメハメハ、ナカヤマフェスタ、イーグルカフェ、ヒシアマゾン、ニッポーテイオー、ダイナコスモスなど、のちのGI馬が出ている。砂漠動画のように漫然と視聴するのではなく、先々を占う意味でもしっかりと集中して見ておきたいレースだ。いずれにしても、一定の完成度と、舞台適性を見抜いてシンザン記念に続く当欄的中を目指したい。

 本命は(11)テンダンスに打った。前走は好位からじわじわと伸びたものの、切れ負けする格好で3着どまり。勝ったイクイノックスの決め手は別格だったが、その他も掲示板に載った馬は軒並み中団から後方に位置した馬ばかりで、この馬の踏ん張りは十分に評価できるものだ。

 デビュー前から坂路で非凡な動きを見せていたように、素質は重賞でも引けを取らないとみている。それでも、新馬戦では2着に敗れ、前走もやや差のある3着。ワンパンチ足りない印象は否めない。しかし、そこでクローズアップしたいのが2戦目の未勝利Vだ。9頭立てながら中団の馬混みで脚をためて、直線に入ると前の狭いスペースを力強くこじ開けて堂々と抜け出した。他の2戦と走りがまるで違う。その理由は、右回りにあるというのが当方の見立てだ。新馬戦と前走は左回り。勝ち上がったのは右回りの阪神コースだった。

 思えば、半兄カデナも左回り【0・1・1・10】に対して右回り【4・2・2・14】という戦績。何より、カデナはこの京成杯と同じ舞台で行われる弥生賞(現ディープインパクト記念)の勝ち馬でもある。血統的にも、完成度や舞台適性には折り紙付きといっていいだろう。今週も栗東坂路の追い切りではラスト2ハロン23秒9という、3歳馬ではなかなかお目にかかれないタイムをマークした。デキも疑う余地はない。自信を持って勝負といく。

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