両チームのファンがワクワクドキドキしながら迎えた新人記録対決の試合は、コロナ禍で無観客で行われました。
「浜風が強いなあ。日章旗も球団旗もレフト方向にピーンと張ったまんまや」
「左打者には厳しい風ですが、佐藤選手の打球なら、逆に左(方向)に打てば、この風に乗って楽に入りますよ」
ビヤ樽編集委員・三木建次とトラ番キャップ・長友孝輔の試合前の会話です。
佐藤輝の4月までに8本塁打のドラフト制施行後の新人新記録なるかで注目されていた一戦。実は、広島のドラフト1位・栗林(トヨタ自動車)にも今、すごい記録がかかっています。開幕から抑えを務め、試合前時点で12試合に登板して12回無失点で8セーブ。あと1回無失点で2019年の甲斐野(ソフトバンク)の持つデビューから13試合連続無失点の新人記録に並ぶのです。
「佐藤も打って、栗林を出せない展開になったらええな」
三木の話にうなずきながら、2人は甲子園球場前のコンビニへ。試合前の腹ごしらえですが、長友はそこで驚くことになります。当然ながらファンの姿がまったくありません。買い物もレジに並ぶことなくすぐに済みました。
「無観客だと、こんなに人がいないんですね」
長友は昨年の今頃は五輪担当でした。3月に1年延期が決まったあとも、五輪関係の取材に奔走していて昨年の無観客試合は見ていません。
「無観客は無観客なりに、新しい発見もある。秋山は『おりゃぁ!!』とかけっこう大きな声を出して投げるんや。打球音も、プロのバッターはすごい音をさせてるんやなというのがよくわかるぞ」
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