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京都の夏の伝統行事『五山の送り火』が行われる山で、8月8日に何者かが無断で「大」の文字を点灯させました。今年は新型コロナウイルスの影響で規模が縮小され、本来なら「大」の文字は浮かび上がることはないはずだったため、地元は一時騒然としました。 京都市左京区の如意ケ嶽。五山の送り火で「大」の文字を灯すこの山に異変が起きたのは、8日夜のことでした。午後11時すぎ、突如“大文字”が浮かび上がったということです。 8日夜に撮影された写真をみると、山肌にくっきりと「大」の文字が浮かび上がっているのが確認できます。写真を撮影したラジオDJの野村雅夫さんは、いったい何が起きているのかわからなかったと話します。 「例年の点灯は16日にも関わらず、窓の外を見ると肉眼で見える感じに点灯していたので、なんだこりゃと。本来なら火を焚くものですから、黄色とか赤色になるわけですよね。今回は青白い光で、懐中電灯とかLEDのような雰囲気だった。」(野村雅夫さん) 確かに、本当の送り火と比べてみると、人工的な青白い光でくっきりとしています。さらに「大」の文字の「はらい」の部分がまっすぐで、すこし雑な印象を受けます。 突如として現れた“送り火?”にネット上でも「大文字、点灯してる??サプライズ??」「今年はやらないのかと思ったら大文字やってる」と驚きの声が上がりました。 五山の送り火は、お盆に迎えた先祖の霊を送り出す京都の風物詩で、毎年8月16日の夜に行われています。しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で見物客の3密を避けるため、点火する箇所を減らし、文字を描くのは辞めるなど、規模を縮小することを決めていました。 そんな最中に起こった今回の“無断点灯”。16日の送り火に向けて準備を進めてきた「大文字保存会」は憤りを隠せません。 「(規模を縮小して)小さい火を灯すにしても、例年のごとく、ご先祖を送る気持ちは変わらない。台風で荒れようが中止することなく引き継いでいるのかということ自体に全然無理解。」(京都五山送り火連合会 長谷川英文会長) “無断点灯”について、京都市民に感想を聞くと… 「すごく神聖なものを汚された感じはします。」 「16日が送り火ですので、点灯は16日にしてほしいです。」 「(今年は規模を縮小するので)大文字ではなくなる。やった人は『それではアカンやろ』という気持ちがあったのではないですかね。やってはいけないけれども、京都を元気にしたいがためにやったのではないかと感じました。」 警察によりますと、明かりは8日午後11時ごろから約1時間にわたって点灯していて、何者かが無断で私有地に入り、LEDなどの大がかりな照明を使った可能性があるということです。誰が何のために点灯したのか。保存会は警察とともに再発防止策を協議することにしています。
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August 10, 2020 at 03:00AM
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目撃者「なんだこりゃ」だれが何のために?『五山の送り火』の「大」の字“無断点灯”(MBSニュース) - Yahoo!ニュース
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