さっと食事を取りたいときや、お酒を飲んだ後の締めに食べることが多いお茶漬け。誰でも簡単に作れて、料理といっていいものか…。
「今日はこれを使って特別なお茶漬けを作ってみましょうか?」
江上料理学院副院長の江上佳奈美先生が手にしていたのは、タイのお刺し身。〝魚の王様〟をお茶漬けにするなんて、ぜいたくではありませんか。おいしさを最大限に引き出すために、下ごしらえをきちんとしなくては。
だしにこだわって、タイのうまみに合う昆布だしを取ることにしました。鍋に入れた水に昆布を浸して小1時間おきます。
その間にタイに下味をつけます。甘みを加えるために使うみりんは、加熱してアルコール分を飛ばす「煮切り」という方法を教わりました。
江上先生は、「電子レンジを使えば簡単よ。あえ物など、加熱しない料理に使う場合に、このひと手間を加えてね。ひなちゃんのような小さな子供が食べる場合も、煮切ってから使うほうが安心ね」。
しょうゆと煮切りみりん、煎りゴマを合わせてタイにまぶしました。
昆布だしの鍋を火にかけて、煮立ったら昆布を取り出し、味を調えます。このだしは鍋料理のつゆにもぴったりです。
ご飯にタイをのせてだしをかけ、三ツ葉とお好みでおろしワサビをのせたら出来上がりです。「軽~く火が入ったタイがおいしいわ!」とママ。昆布だしの上品で優しい風味、こうばしいゴマの香りが重なって、これはもう立派な高級和食です。
材料・3人分
タイの刺し身(薄切り)…9切れ
昆布(3×5センチ)……………1枚
ご飯(温かいもの)……茶碗(ちゃわん)3杯分
三ツ葉…………………………2本
煎りゴマ(白)…………大さじ1
おろしワサビ…………………適宜
塩、みりん、しょうゆ
作り方
❶鍋に水●(=3 1/2)カップを入れて昆布を浸し、30分~1時間おく。
❷耐熱容器にみりん大さじ1を入れ、ラップをかけずに600ワットの電子レンジで20秒加熱して冷ます。
❸三ツ葉は1~2センチ長さに切る。
❹②、しょうゆ大さじ2、煎りゴマを合わせ、タイにまぶす。
❺①を火にかけて煮立たせ、昆布を取り除く。塩小さじ⅓、しょうゆ小さじ½を加えて味を調える。
❻器にご飯を盛り、④を等分してのせて⑤のだし汁をかける。③、おろしワサビをのせる。
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