台風14号は、12日(日)午前9時に与那国島の南西にあって、中心の気圧は935hPaと非常に強い勢力に発達しています。勢力を維持したまま、昼過ぎにかけて沖縄の先島諸島にかなり接近する見込みで、沖縄では大荒れの天気となるでしょう。
沖縄接近後は東シナ海で停滞
台風14号は沖縄に接近したあと東シナ海を北上しますが、14日(火)以降はほとんど停滞する見通しです。
原因は台風を動かす風の流れが弱いためです。台風は自分自身で動くことができず、上空の風に流されて移動しますが、東シナ海に入ると台風を北上させる風が弱まる見込みです。
上空のジェット気流も本州付近を流れているため、その風に乗ることもできず、東シナ海で停滞を続けるでしょう。
ただ、16日(木)頃には風の流れが変わる見込みで、台風が東へと向きを変える予想です。まだ進路の予測に幅がありますが、週後半には九州方面へと進む恐れがあるため、今後の動きに警戒が必要です。
台風接近前から暖湿気が流入
九州付近には12日(日)現在、秋雨前線が停滞しています。九州南部中心に広く雨が降っていて、鹿児島県内では激しい雨を観測、24時間雨量は100ミリを超えている地点もあります。
秋雨前線は週明けにかけて停滞を続ける見込みで、台風周辺の暖かく湿った空気が前線の活動を活発化させる恐れがあります。台風が近づく前から断続的に雨が降り続くことになり、大雨となる恐れがあるため、警戒が必要です。
台風接近前から早めの備えを
台風がまだ離れていても、油断をせず早めの備えをお願いします。
九州では雨が長く続く恐れがありますので、雨が止んでいるタイミングで側溝や排水溝を掃除し、水はけを良くしておいてください。避難所や避難経路の確認、防災用品の準備をしておくことも大切です。
今後も最新の情報を確認し、必要な場合は早めの避難を心掛けてください。
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