
確かにコンビニやスーパーでレジ袋を受け取ることはほとんどなくなった。有料化が始まって、今月1日で1年になる。実際、コンビニで辞退する人の割合は、有料化前の28・3%から、74・6%に増加した。スーパーなどでも7割を超えている。
ただ、これをもって世の中がプラスチックごみ削減の方向に向かっていると、判断するのは早計だ。自宅でごみ袋などに利用するためか、レジ袋と同じ取っ手付きのポリ袋の売り上げは伸びている。小売店にとっては、エコバッグを悪用した万引が新たな悩みの種となった。そもそも、プラスチック製品全体に占めるレジ袋の割合は数%にすぎない。
昨日は、小欄の住む地域のプラごみの収集日だった。1週間でこんなに溜(た)まるものかとあきれる。新型コロナウイルスによって巣ごもりの傾向が強まり、弁当の容器や肉や野菜のトレーなど、家庭から出るプラごみはむしろ増えている。
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