
緊急事態宣言が解除され、まん延防止等重点措置に移行して最初の週末となったこの土日、札幌市では人出が1週間前より大幅に増加えました。繁華街に活気が出たことを喜ぶ声がある一方で、人出が増えている現状に危機感を覚えるといった声も聞かれます。
このうち札幌市内の60代の男性は、「先週ススキノに来たときは全然人がいなかったが、きょうは割と多い印象です。アルコールが提供できないと営業しない店もあったので、飲めるようになったのはうれしい。三密の回避やマスクの着用で飛沫を浴びないようにすれば大丈夫ではないか。早くコロナ前の状態に戻ってほしい」と話していました。
一方、70代の女性は、「土日は家にいましたが、テレビで人の多い状況を見てみんなどうしてこんなに外出するのだろうと不安に思いました。ワクチン接種は2回済ませましたが、変異株のこともあり怖いです。きょうも人の少ない平日を選んで出てきました」と話していました。
さらに、札幌市内の服飾店で働く30代の男性は、「緊急事態宣言中の土日は店が休みでしたが、この週末は営業を再開して、土曜は特に人が多かったです。お店で働いている以上、土日に人が来てくれるのはうれしいですが、まだコロナの感染が油断できない状況なので、多くの方に来ていただくことに複雑な思いもあります」と話していました。
【データでは】
NHKは、IT関連企業「Agoop」が利用者の許可を得て個人が特定されない形で集めた携帯電話の位置情報を使って、この週末の札幌駅付近の人の数を分析しました。
その結果、1週間前と比べた人出は、▼土曜日では日中(午前6時〜午後6時)が2.6倍、夜間(午後6時〜午前0時)が3.1倍、▼日曜日は日中、夜間ともに2.6倍に増えていました。
【ビアガーデンでは】
札幌市の繁華街、ススキノのビアガーデンでは、緊急事態宣言が明けた翌日の今月21日から、営業時間を正午から午後8時まで、酒類の提供は午後7時までとして営業を始め、この土日も多くの客で賑わったということです。
店には平日の28日も客が訪れていて、40代の男性は「『自粛』『自粛』で久しぶりに外で飲めたので、リフレッシュして明日から頑張るぞという気持ちになりました」と話していました。
「THE TERRACE BEER GARDEN」の齋藤慎一郎店長は、「予想以上のお客様に来ていただいて、ビアガーデンを待ち望まれていたんだなと感じました。よかったという気持ちと同時にお客様の笑顔を従業員で守らなければという思いがしています」と話していました。
この店の今シーズンの営業は8月末までの予定で、感染防止対策のため、入り口に検温器と消毒液を置き、長テーブルは座席4人分ごとにパーテーションで区切っています。
それでも、不安もあります。
今後、感染が再び拡大すれば、休業せざるを得なくなるおそれもあるからです。
齋藤店長は「もちろん不安はあります。オリンピックが開催されれば人の流入が増えて、感染リスクも高まると思うので、ススキノや札幌全体でどのように感染拡大を防ぐか常に考えて営業していきたい」と話していました。
からの記事と詳細 ( まん延防止等重点措置に移行して最初の週末 札幌の人出増える|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp )
https://ift.tt/35UytZe
No comments:
Post a Comment