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Friday, June 25, 2021

新型コロナ ワクチン接種に不安や疑問の声も|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

新型コロナウイルスのワクチン接種が進むなか、ワクチンを打つことに積極的な人がいる一方、不安や疑問の声もあります。こうした声について取材しました。

【街の声】
街の人たちからは、さまざまな意見が聞かれました。
このうち60代の男性は、「かかりつけ医が心配はないと言っていたので申し込みました。受けたほうが安心して買い物など普通の生活ができると思います」と話していました。
また、18歳の男性は、「コロナにかかってしまうと周りに迷惑かけてしまうので受けたいです。親が医療従事者で、受けなさいと言われていて、ワクチンへの心配はまったくないです」と話していました。
一方で、40代の女性は、「妊娠中なので受けません。受けてもいいとか受けないほうがいいとか情報が錯乱していてどちらがいいのかまだ分からないからです」と話していました。
また、別の40代の女性は、「長期的な影響が分からないので受けません。ワクチンの承認までの期間が短すぎるし、治験の期間も短いので、不安要素や不確定要素が多いからです」と話していました。
このほか、ワクチンへの不安はあるものの▼留学に行くためや▼道外に住んでいる親と会うためそれに、▼家族のために接種を受けるという声が聞かれました。

【専門家に聞く】
新型コロナウイルスのワクチンに詳しい、感染症学が専門の札幌医科大学の横田伸一教授は、「ワクチンの接種は強制するものではないが、判断の根拠には十分に注意を払う必要がある。ワクチンに関してはネット上などに真偽不明の情報が多くあるので、情報源を確認するとともに、厚生労働省などの行政が出す情報にあたることが重要だ」と指摘しています。
横田教授は、インターネットなどで流れる、ワクチンを接種すると「女性は不妊症になりやすく、流産をしやすくなる」といった情報について、「これまでの治験の結果などを見ても、おそらくそういったことはない」としています。
また、妊娠中の女性への影響については、「日本ではまだ詳しく分かっておらず、積極的に接種を勧める状況にはないが、アメリカやイギリスなど治験や妊婦への接種が多く行われている国の状況を見ても特に大きな懸念はないというのが、現時点での結論だと考えていい」としています。
また、「治験が不十分で、承認までの期間が短い」という情報については、「確かにものすごい開発スピードだったが、多くの治験のデータを見るとやはり効果は確かで、リスクもそれほど大きくないと判断している。確実性の高い治験が実施され、承認、使用されていることは理解してほしい」と話していました。
一方、副反応については、「気になるのは理解できるが、それ以上にワクチンの効果が高いというのが、ほぼ、事実となってきている。メリットについても冷静に向き合い、打つか打たないかの判断をしてほしい」としています。
また、「若者の間で、感染しても無症状か軽症ならかかってもいいじゃないかという発想があると思う。しかし、若い方でも重症化して死に至る状況となっているうえ、リスクの高い高齢者や基礎疾患を持っている人に感染が広がってしまうことを考慮すると、多くの人がワクチンを打って集団免疫を獲得するのが、おそらく一番、正しいやり方だと考えている」と話しています。

【厚労省は】
新型コロナウイルスのワクチン接種については、さまざまな不安や疑問を持つ人も少なくありません。
これについて厚生労働省は、「新型コロナワクチンQ&A」という特設ページを設け、さまざまな疑問に対して回答を掲載しています。
このなかで、▽妊娠中や授乳中などの人に対しては、「ワクチンが妊娠、胎児、母乳、生殖器に悪影響を及ぼすという報告はありません」と回答しています。
また、▽「新型コロナのワクチンはDNAを改変する」といった懸念については、「人の遺伝情報=DNAに組みこまれるものではありません」としています。
そのほか、特設ページでは、▼ワクチンの仕組みや効果、▼安全性と副反応、それに▼接種後の生活など、さまざまな疑問に対する回答が項目別に掲載されています。

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