関東甲信はまだですが、まるで梅雨入りしたかのようなジメジメした日が続いています。
こういった天気になると、体調に変化を感じる人も多いといいます。
品川ストリングスクリニックの山王直子院長は「だるいとかめまいがするとか、疲れやすいという症状があると思う。頭痛持ちの方は、すごく頭痛が増えるんですね」と話します。
例年、この時期は、気圧の変化で頭痛を訴える人が多くなるといい、患者の数は通常の3割以上も増えるといいます。
街の人からは、「梅雨だと毎日ジメジメしているので、毎日慢性的に体調が悪い」「頭痛とめまいを感じることが増えてます」といった声が聞かれました。
■LINEで相談「漢方薬」新サービス
しかし、緊急事態宣言中のため、外出を控えるなか、ある便利な相談サービスが登場しています。
「わたし漢方」薬剤師の吉沼枝里子さんは「LINEを使ってオンライン相談で、その人の不調に合わせて、漢方薬を選んで、自宅まで届けるサービスです」と話します。
コロナ禍で需要が増え、20代から60代の幅広い世代、一日平均100人から相談があるといいます。
メリットは、専門知識を持つ漢方薬剤師が、24時間いつでも相談に乗ってくれること。しかも、月額約1万円と、通常の漢方薬局よりも安く購入することができます。
対面で相談するよりも、人件費などのコストが抑えられているためです。
■飲み方の注意点など詳しい説明も
では、実際に体験してみます。
早速、問診が始まりました。今回は、頭痛の相談をしてみました。
頭痛の細かい相談ができます。どの辺りが痛いかや、どんなふうに痛いかなどを相談することができます。
痛みが悪化するタイミングは、「梅雨や雨の日」と答えてみました。
その他にも、自身の体質や生活習慣についての質問に答え、カウンセリングを進めると、症状に合わせてぴったりの漢方を処方してくれます。
値段や飲み方の注意点などが細かく説明され、処方される漢方が決まったら、最短で当日に発送されるということです。
吉沼さんは「自宅でもできるし、職場の少しの空いた時間に、LINEで漢方相談できるので、忙しい人でも漢方薬を手に取って頂ける機会にはなるんじゃないかな」と話していました。
（「グッド！モーニング」2021年5月21日放送分より）
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