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Sunday, May 30, 2021

『シンカリオンZ』津田美波×鬼頭明里がお互いにギャップ萌え!? - マイナビニュース

『シンカリオンZ』津田美波×鬼頭明里がお互いにギャップ萌え!?

新幹線が巨大ロボに変形して平和を守るために戦う『新幹線変形ロボ シンカリオン』。シリーズ最新作となる『新幹線変形ロボ シンカリオンZ』はダブル主人公、そして在来線をモチーフとした武装強化車両「ザイライナー」との ”Z合体” 機能を持つのが特徴となっている。

主人公である運転士・新多シン役の津田美波さんと整備士・碓氷アブト役の鬼頭明里さんのインタビュー後編は、演じるキャラクター、またお互いの印象などについてうかがった。新多シン(左・演:津田美波)と碓氷アブト(演:鬼頭明里)。

──初めて設定画を見た時の印象と、実際に演じてみた後との間にギャップみたいなものはありましたか。

津田 シンはそんなにギャップはなかったですね。オーディションでは小学5年生なので、考えなしに走っちゃうぐらいの子供っぽさ、みたいな雰囲気を出してみたんですが、実際に演じてみると、若干大人っぽいというか、一見無茶に見えてもちゃんと考えてから行動しているんだなということが分かりましたので、そういう部分も意識して演じるようになりましたね。

鬼頭 アブトの印象もあまり変わらなかったんですけども、色が付いた姿を見たら、より不思議な子という印象が……髪は水色ですし、肌の色もなんか白いし。

──そんなパッと見対称的な2人ですが、お父さんに関するドラマを抱えている点が共通しているように思えます。

津田 シンのお父さんに関しては、まだ多くの情報が出てきていないんですよね……自分自身でもちょっとまだ分からないです。

鬼頭 アブトのお父さんに関しては、今後物語のキーポイントになっていくかもしれないので、楽しみにしていてください。

──シンはお父さんの言葉が行動の柱になっている部分があるので、どうしてもそういうところを期待してしまうんですが……。

津田 そうなんですけれど、本当に第1話にしか出てきていないので……そういう意味では、シンのお父さんも謎といえば謎なんですよ。もしかしたら今後「ただいまー!」って普通に出てくる可能性もありますけど。

──考えてみれば、前作の『シンカリオン』も家族の話は多かったですね。

鬼頭 今作も家族の話は多い気はします。

津田 ええ、ハナビだったりタイジュだったり他のキャラも家族が出てくるし。家族は作品の大事なポイントかもしれません。

鬼頭 親が出てくると、「みんなやっぱり小学生なんだな」って改めて思えるし(笑)。

──お二人を繋ぐ存在であるスマットの印象はいかがですか。スマット(左・演:福山潤)はシンやアブトにとって頼りになるパートナーだ。

津田 癒やしキャラですけれど、シンカリオンZになった瞬間、めっちゃイケボのキャラに変わるのがもう(笑)。面白くて、いてくれるととても安心する存在ですね。

鬼頭 私個人が純粋に欲しいです(笑)! すごく可愛いし、おしゃべりで、機能性にも優れているし、こんなメカを作れるアブトはすごいなって思います。

──アフレコでは、スマット役の福山潤さんと一緒に収録されているんですか?

津田 そうですね。アフレコ現場はとても広いブースなんですが、中に小さなブースがあって福山さんはブースの中で収録していることが多いです。区切りを作ったスタジオのなかで4人くらいは一緒に収録しています。

──現場での福山さんはどんな雰囲気なんですか。

津田 まさに「頼れるお兄さん」です。「はい、(アフレコを)始めまーす」って音響監督に呼ばれると、福山さんがいつもお寿司屋さんみたいに「はい、いらっしゃいやしたー!」みたいな感じですごく良い声で言ってくださるんです。そこでみんなフフっとなって、緊張がほぐれるんですね。本当に現場の雰囲気を上手く作ってくださる方だなあって。

──なるほど、ムードメーカー的な存在なんですね。

鬼頭 そうなんです、本当に現場を明るく盛り上げて下さいます。割とこれまで仕事でご一緒していなかった人同士が多い現場なので、お互い一歩踏み出せないというか、どう話しかければいいのかな、みたいな空気があったんですけれど、福山さんがそんな風にみんなに向かって面白いことを言ってくれて、みんなそれにすごく救われていると思います。

(C)プロジェクト シンカリオン・JR-HECWK/超進化研究所Z・TX

──津田さんと鬼頭さんは『アイカツオンパレード!』と『うまよん』にお二人とも出演なさっていますが、顔を合わせて演じられるのは『シンカリオンZ』が初めてですか?

津田 はい、こうして絡むのは初めてですね。

──お互いの印象はいかがでしたか。

津田 鬼頭さんといえば『鬼滅の刃』という大ヒット作品があるし、テレビとかにも出てらっしゃる姿もお見かけしていたので、私の中では「可愛い女の子」、女性らしいイメージを勝手に持っていたんです。
なので、今回はちょっとビックリした部分もあったんですけれど、実際にお会いしてみたら地声も結構低めで、さらに男前なアブトの演技を聞いて「カッコいい! アブト~♪」となって、とても腑に落ちました。何というか、ギャップ萌えみたいな感じですかね(笑)。

鬼頭 私も自分が声優デビューする前から津田さんを存じ上げていましたし、色々なアニメで割とボーイッシュな役をやっていたので、それこそ津田さんのことを逆にめちゃめちゃサバサバしたカッコいい感じの人なのかなと思っていたんです。
でも挨拶をしに行ったら「よろしくね~♪」みたいなすごいふわふわした雰囲気でいらっしゃって「え~、全然違った!」みたいな。こちらこそギャップ萌えでした(笑)。すごく柔らかい感じの、可愛らしい方だなって。

──お互いお仕事で演技力をがっつり発揮されていたために、そういう部分が見えなかったんでしょうね(笑)。ちなみに今までの収録で、難しい場面に当たったところはありますか。

津田 謎に対するシンの熱量の高さが難しいですね……というのも、自分があまり人や物に執着をしてこなかったタイプなので(笑)。そういった意味で、好きなものにグッと熱が入る部分は、難しいというよりもそれを意識して演じなければいけないと思っています。

──例えば、世界の謎に関して熱弁を振るうところとか……。

津田 そうなんですよ。好きなものに対する人の早口ってすごい熱量ですし、さらにそこへシンの思いをきちんと乗せなきゃいけないので。

鬼頭 私は、それこそさっき言いましたが、ここまで低い声で少年役のお芝居をするのがほぼ初めてなんです。自分にどういう声が出せるのか、どういう芝居ができるのか、まだまだ未知の領域なので、探り探りやっている感じなんです。
普段から気をつけてないと、ふと女の子っぽい声が出てしまったりするので、男の子の気持ちをキープするために実は私、毎週『シンカリオンZ』の現場はズボンで行くことにしています(笑)。

津田 そうだったの! それは気付かなかった!

──形から入るとやっぱり違います?

鬼頭 そうですね、やっぱり可愛らしいふわふわしたワンピースを着ていると、演技もやっぱりふわふわしてきちゃうので(笑)。

津田 それ、すごく分かる気がします。

(C)プロジェクト シンカリオン・JR-HECWK/超進化研究所Z・TX

──シンカリオンにちなんでの質問ですが、お2人は新幹線や鉄道にまつわる印象的なエピソードはお持ちですか?

津田 そうですね、富山に新幹線が開通したのは本当にありがたく思っています(笑)。富山は私が出演した『ゆるゆり』の聖地になっているんですが、初めてお仕事で行ったときはまだ新幹線が開通してなくて、電車を乗り継ぎながら行くことになって。歴史のありそうな電車に乗れたりして楽しい面もあったんですが、結構な時間がかかりまして……。
次の富山行きは新幹線だったんですが、「早ぁ! 寝ている間に着いた!!」みたいな感じだったので(笑)、やっぱり新幹線ってすごいな、すごく便利でカッコイイ、感謝! と思いましたね。

鬼頭 私はたぶん修学旅行のときに初めて新幹線に乗ったんですけれど、座席が回転することにすごく感動しました。座席を向かい合わせにして友だちと楽しくしゃべりながら旅ができるなんてすごい乗り物だ、と当時感動した覚えがあります。

──速さと旅の楽しさを楽しめるのが新幹線の魅力ですよね。ちなみに、JRの駅や車内に『シンカリオンZ』の広告がよく出ていますが、ご覧になりましたか。

津田 はい、新宿駅のサイネージでバーって『シンカリオンZ』が出ているのを見て、すごく嬉しくなりました。特に今回「ザイライナー E235ヤマノテ」が出てきますから、山手線を見る度に「これがZ合体するんだ!」という気持ちにさせてくれるのも『シンカリオンZ』ならではの楽しさですね(笑)。

鬼頭 私もこれから新幹線や電車をロボットとして考えちゃいそうな気がします(笑)。

──では最後に、今後の展開で注目してもらいたいポイントはありますか。

津田 どんどん増えていく仲間たちですね。運転士はもちろん、整備士さんも出てきて、それぞれ個性のあるキャラクターなので、ぜひ注目してほしいと思います。もちろんシンカリオンZの新たな仲間も出てきます、在来線は何が選ばれるのか、そちらも期待してください。

鬼頭 私はシンやアブトが色んな場所に出かけるところです。観ている人たちの住んでいる地域やご当地のものが出てきて、テンションが上がることもあったりするんじゃないかと思います。あとはアブトが鉄道のことを教えてくれるので、鉄道好きの目線でも楽しめますし、知らない人もシン君と一緒に勉強できると思います。そして物語に隠された謎もまだまだ沢山ありますので、そちらも注目してください。

津田 アブトがまたすごく謎が多いので、彼の周りも注目だと思います! シンもきっとアブトミステリーを解き明かしたくてしかたないと思いますので(笑)。

>>>シンとアブトが活躍する『シンカリオン』場面カットを見る(写真12点)

(C)プロジェクト シンカリオン・JR-HECWK/超進化研究所Z・TX

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