中国放送
今、知っておきたいことを紹介する「イマシリ!」。きょうのテーマは、『ことしはどうなる? あのイベント』。 コロナ禍のこの1年、多くのイベントが中止に追い込まれました。相次ぐイベントの中止は、イベントを楽しむ市民だけでなく、こんな人たちにも影響を及ぼしていました。 広島市中央卸売市場東部市場(安芸区)です。ここで果物などの卸売業を営む寺岡明芳さん。去年4月に取材した際の映像ですが、「アルプス乙女リンゴ」という小さいリンゴを4万個仕入れていたものの、まったく売れませんでした。実は、リンゴあめになるリンゴなんです。イベントがことごとく中止になったことから、販売先がなくなったということなんです。 ことしのイベントはどうなるのか、気をもんでいる人は多いと思います。 去年、中止になった春のイベントというと、フラワーフェスティバル…。そして、中止ではありませんが、開幕が遅れたプロ野球が思い出されます。 ◇プロ野球 ことしは今月26日の開幕が決まり、公式戦のチケットは来週9日朝8時に発売となります。ただ、販売方法は、球団ホームページからとインターネットを使ったコンビニでの販売となっていて、窓口販売はありません。去年は無観客の期間がありましたが、ことしは5割の入場からスタートということです。 ◇ フラワーフェスティバル ことしは5月3日から3日間、例年どおりの期間で開催予定です。ただし、平和大通りでのパレードやステージなどは見送りとなっています。平和公園での花の展開と、新たに旧市民球場を活用した展開を予定していて、現在、内容を詰めているということです。いつもの風景とは違うようですが、何もなかった去年よりは前進ですよね。 さて、春の主なイベントは、ことし、どうなるのか調べてみました。 ◇ 宮島清盛まつり 平清盛公の命日近く、3月下旬の日曜日に開かれる「宮島清盛まつり」。ことしは3月28日に開催予定だったのですが、中止が決定しています。仮装行列に2万人が集まる行事なんですが、ことしも見ることはできません。 ◇ はつかいち桜まつり 廿日市市最大のイベント「はつかいち桜まつり」です。毎年4月の第1日曜日に木材港の周辺で開催されています。本来なら4月4日開催予定だったんですが、中止が決まりました。カキや地酒などの特産品の店も出て、5万人でにぎわうイベントは、ことしも中止です。 ◇ 造幣局「花のまわりみち」 続いても桜関連のイベントです。造幣局の「花のまわりみち」は、去年、初めて中止になりました。八重桜を楽しむ人のために施設の一部を開放して、例年は4月中旬の1週間行われています。ことしは、開催するかどうか、今月中旬に決定するということです。造幣局によりますと、今のところ、実施する方向だということでした。春を告げる恒例行事の1つ。感染対策をしっかりして、実施できるといいですね。 ◇ 帝釈峡湖水開き 県北に目を向けます。神石高原町の神龍湖で毎年4月29日に開かれている「帝釈峡湖水開き」です。龍船による湖でのパレードが有名ですが、ことしは実施します。龍船のパレードも例年どおり実施するということです。感染対策として、お客さんにはメイン会場の受け付けで検温してもらい、検温済みのシールを見えるところに貼り付けて会場に入るというルールを設けるということです。 続いては、呉・尾道・福山の恒例のイベントをまとめてお伝えします。 「呉みなと祭」は中止。「尾道みなと祭」は実施しますが、大幅変更あり。「福山ばら祭」は実施ですが、分散開催となっています。判断が分かれました。 ◇ 呉みなと祭 まず、毎年4月29日の「呉みなと祭」は、去年に続いて中止が決まっています。中心部の蔵本通り一帯でメイン行事のパレードがあったり、ご当地グルメの屋台が並んだりして、30万人が集まるイベントなんですが、安全対策を優先すると、メインのパレードができないということです。メインの行事がないのなら開催は難しいという判断でした。 ◇ 尾道みなと祭 開催が決まった「尾道みなと祭」は例年、4月の第4土曜・日曜に開いていますが、ことしは参議院の再選挙の投票日と重なるため、5月8日・9日に変更しての開催となります。ただし、内容は大幅に変更となっています。この祭りといえば、海岸通り、尾道本通り商店街のパレードが目玉なのですが、そのパレードは中止なんです。 メインイベントは中止でも、祭りは実施するということです。例年、尾道のパレードは、市内の小中学生が「ええじゃんSANSA・がり」という曲に合わせて、各学校で振り付けして、パレードに参加するそうです。2年続けて中止すると、学校で踊りの継承ができないということで、なんとしても継承していこうという話になったということです。 そこで、実際のパレードは行われないのですが、学校ごとに踊りを事前に収録して、市内の数か所に設置したモニターで市民に見てもらう形をとるということです。ぜひ、継承して来年につなげてほしいです。 ◇ 福山ばら祭 去年は、内容を大幅に縮小してイベント自体は実施しました。ことしもパレードやステージはありません。公園のバラをしっかり見てもらうという祭りの原点に立ち返って、いつもは2日間の実施なんですが、密を避けるために5月10日から2週間に渡って実施することになりました。会場のバラ公園では280種・5500本、緑町公園では330種・5100本のバラが楽しめるということです。 飲食のブースや屋台も例年のようにはいかないようです。尾道みなと祭は主催者としては設置しません。福山ばら祭も例年は50ぐらいの店が並びますが、ことしの飲食ブースは2つだけに縮小するということです。 ◇ 岩国基地フレンドシップデー 広島護国神社「泣き相撲」 例年、ゴールデンウィークに開催されている2つのイベントも残念ながら去年に続いて中止が決まっています。岩国基地フレンドシップデーは、航空ショーなどに20万人が詰めかける人気イベントです。そして、先に泣いたほうが勝ちとなる泣き相撲。ことしも生後6か月から1歳半までの赤ちゃんが600人以上、参加の申し込みをしていたということで、家族のみなさんは残念でしょうね。 調べたうち、実施されるのは、▽帝釈峡の湖水開き、▽フラワーフェスティバル、▽尾道みなと祭、▽福山ばら祭。そして、▽造幣局の「はなのまわりみち」も実施の方向で検討中ということです。 実施されるイベントもほとんどが縮小されるということで、冒頭に紹介した中央卸売市場も寺岡さんもまた頭の痛い春になってしまいそうです。今週、寺岡さんに聞いてみたんですが、ことしのリンゴの仕入れは去年の4分の1の1万個にとどめていたということです。それでもまだ2000個ぐらいしか発注がないということでした。来年の春こそは屋台に並ぶリンゴあめを見たいですね。
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