スノーボード男子ハーフパイプの決勝で、会場を大きく沸かせた一人に、金メダルに輝いた平野歩夢の弟・海祝(かいしゅう)がいる。
演技冒頭、高さ7・2メートルの壁から、さらに6メートル以上も飛び上がった。回転はしない。ただひたすら、「高さ」をアピールした。
「みんながひと目見て『すげー』って思われるような滑りが目標だった」。回転はなくても、会場がどよめいた美しいシルエットには、自由な表現で個性を見せるスノーボードの魅力が確かに詰まっていた。
一方、歩夢の採点をめぐって論争が起きている。
決勝2本目。世界でただ一人成功させている大技「トリプルコーク1440」を組み込んだ演技を成功させたが、得点が伸び悩んだ。結果、この時点では2位。会場はブーイングに包まれた。
ハーフパイプの採点は、一つ一つの技に点数が付いているわけではなく、全体を一つとして総合評価される。ジャッジの主観が入り込む余地は大きい。
だが、もしもフィギュアスケ…
からの記事と詳細 ( スノボ採点基準、明確化のジレンマ 高回転偏重なら表現の幅減るかも - 朝日新聞デジタル )
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