東海テレビ
緊急事態宣言が解除され、愛知県内の飲食店でもお酒を楽しめるようになりました。「あいスタ」という県の認証による営業時間緩和などの措置も設けられましたが、その認証をめぐって、県の訪問調査に遅れが出ています。 飲食店での「外飲み」を楽しむ人々の姿…。日常が少しずつ戻ってきています。 名古屋市中区大須の居酒屋でも、酒の提供解禁を機に夜の営業を再開。店内には「あいスタ認証」のポスターが貼られています。 「ニューあいちスタンダード」、通称「あいスタ」認証とは、適度な加湿やトイレはフタを閉めて流すといった42ある基本の感染対策を守る飲食店に、県が交付する認証制度のこと。 県が訪問調査したうえで認証されれば、通常午後8時までの営業時間は午後9時までに、午後7時半までの酒類の提供は午後8時までに緩和されます。 店先には認証ステッカーが貼られていますが…。 店員: 「まだ調べには来ていない。一応これ(ステッカー)だけは持ってきたけど、営業できるように。分かんないです、先のことはどうなるか」 この店では、9月上旬に申請したものの訪問調査はなく、問い合わせの電話も繋がらない状態が続いたといいます。 店員: 「1日に持ってきたんですよ、もう間に合わないからって言って。調べた後、(対応が)悪いと外されるそうです」 愛知県によると、8月時点では1万件余りだった申請は9月に入って急増し、30日時点で2万4千件程度まで増加。一方で、認証件数は1万4千件以下に留まっていました。 県は各部局から職員をかき集めて対応し、10月3日時点での認証は2万件まで進みましたが、訪問調査は後回しにした「認証先行」での形を取っています。 これについて大村知事は…。 大村愛知県知事: 「申請から認証までに1カ月くらいかかっている時もあったんですけど、そんなことやってたら怒られちゃうので、とにかく出すと。そうしなきゃ困りますもんね。8時か9時かでえらい違いますから。その後で、不都合なことがあれば取り消すということにせざるを得ないですよね」 苦しむ飲食店を少しでも助けようというステッカーの先行交付。一方、同じく大須にある別の店では…。 好日茶楼の担当者: 「一応、申請はしました。したばかりなんですけど、まだ認証は通っていないという状況です」 夜の台湾をウリにしているというこちらのカフェ。認証があれば午後9時までの営業も可能になりますが、もう1つ、認証を望む理由があります。 好日茶楼の担当者: 「ウチはGoToイートは登録しているんですけど、あいスタ認証がまだ通っていないので」 5日から利用再開した愛知県の「GoToイート」食事券。このカフェでも使うことはできますが、県は「あいスタ認証店」での利用を推奨。客が店選びをする際に不利になるのではと心配しています。 好日茶楼の担当者: 「(審査は)進んでほしいですね」 ステッカー1枚でも、飲食店にとっては大きな支えに。県は10月1日までに申請があったものは、6日までに認証するとしています。
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