Q 70代の男性です。平成31年4月、PSA(前立腺特異抗原)値が30、生検(組織の一部を針で採取する検査)で悪性度の指針であるグリーソンスコアが8となり、前立腺がんと診断。手術支援ロボット・ダビンチにて前立腺全摘術を受けました。術後、定期的にPSA値を測定し、令和元年10月には0・013、2年9月は0・043でした。9月のMRI(磁気共鳴画像)検査は異常ありませんでした。主治医から、「がんが残っているようなので、放射線治療を勧めます」と言われ、次回のPSA検査で方針を決める予定となっています。
A 全摘標本の病理検査で、がんが前立腺被膜の外側まで浸潤していた(切除断端陽性)かどうか聞いていますか。
Q それについては説明されていないと思います。
A 切除断端陽性なら、放射線治療が適応となることがありますから、次回受診した際に、主治医に聞いておきましょう。
Q はい、分かりました。術後のPSA値の上昇具合はどう見たらいいでしょうか。
A 前立腺全摘出後のPSA値が0・2を超えると、「PSA再発」と診断され、画像診断で分かる再発、転移の前触れとなります。あなたの場合、まだ、低い数値ですが、この1年で約3倍になっています。気をつけるのは、この上昇速度が今後どうなるかです。急上昇するようなら転移が心配ですが、倍になる時間が1年以上とゆっくりであれば、あわてて対応する必要はないでしょう。
Q それでも不安は少し残ります。
A 前立腺がんでは診断時のPSA値が20を超える数値、グリーソンスコアが8~10の場合、いずれも高リスクと見なします。あなたの場合、PSA値とグリーソンスコアの両値が高リスクですから、放射線治療の適応がある局所再発のみならず、遠隔転移を生じる可能性もあります。
Q PET(陽電子放射断層撮影)検査をすれば、微小ながんでも見つかりますか。
A 仮にがんが潜んでいても、微小なものですと、現在、わが国で行われているPET検査では写りません。
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